新着情報

ブログ

第5回院内勉強会を行いました

こんにちは。小林歯科医院 歯科衛生士の今村です。

先日、第5回院内勉強会を行いました。

今回は衛生士・助手が事前に課題を渡され、それについて学習・発表を行いました。

その後は鎮静法の1技法である筋肉内鎮静法について、学習と体験をしました。

また定期健診の立ち位置となる歯周病重症化予防治療(P重防)や歯周病安定期治療(SPT)について再確認を行いました。

課題の内容としまして

  • エッチングについて。

エッチング(酸処理)とはCRといわれるプラスチック材をエナメル質にくっつけるための前処理のことです。エッチングを行うことにより、エナメル質を脱灰させ、歯の表面をギザギザにします。これにより接着力の向上を図ります。

使用頻度が高い処理なので、目的や意義について再度一から確認をしました。

  • AFG・CGFについて。

当院でも再生療法に使用するため供血用遠心機を導入予定です。また先日院長とスタッフでセミナーに参加したりと、より知識の向上に努めております。今回はAFG・CGFの作り方から使用の意義などを学びました。

AFG・CGFセミナーブログ

AFG・CGFセミナー – 小林歯科医院 (kdc-nirasaki.jp)

  • ソケットプリザべーションについて。

ソケットプリザべーションとは、抜歯後何もしない状態で放置しないと、顎の骨が役目を終えたと思ってしまい、骨が吸収して痩せてしまいます。その骨の吸収を少しでも抑えるために抜いた時に骨補填剤を入れて骨の再生を促進させる再生療法になります。

また、鎮静法の手技の1つである筋肉内鎮静法について勉強しました。

筋肉に薬液を注射した後はうとうとして半分寝ているような感覚になります。体を揺らしたり声をかけると意識はありますが、治療中のことはほとんど覚えていません。不安や恐怖心を軽減し、リラックスした状態で治療を受けることが出来ます。また、長時間の治療でも寝ている状態のため、あっという間に終わった感じです。

今回私自身が筋肉内鎮静を体験したのですが、本当に眠ってしまい、その間のことは全然覚えていませんでした。歯科治療に対する恐怖心がある方、長時間のオペをされる方にとても最適だと思います。

ご興味のある方はスタッフにお声がけください。

医療は日進月歩で日々新しい技術・手技が生まれてきます。これからも様々な治療法を導入したり、知識の向上をしたりと、患者さんの口腔内に合った治療をご提案・ご提供出来るようスタッフ一同日々精進して参ります。

※AFG・CGF、ソケットプリザべーション、筋肉内鎮静は保険がききません。完全自費診療となります。

また、保険診療と併用して処置することも出来ません。使用する場合は保険適応の処置も自費診療での対応となります。ご了承下さい。