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【院長活動報告】AFG・CGFセミナー

こんにちは。小林歯科医院 院長 小林です。

先日CGF・AFGという患者さんご本人から採血した血液に添加物(抗凝固剤や凝固促進剤など)を一切加えずに製作できる完全自己血液由来のフィブリンゲルを用いた再生療法に関するセミナーにスタッフの手塚と参加してきました。

以前勤務していたクリニックでも導入しており、当院でも導入を検討しセミナーに参加してきました。

AFGやCGFは歯周病の再生療法や、インプラント埋入時の骨造成、歯周外科、GBRなどの外科処置で効力を発揮し、治癒が格段に早く、予後も良くなってきます。両方とも自分の血液を使用して作ることのできる再生療法用材料なので安心して使用できます。

デメリットとして

●CGF・AFGによる診療は保険外診療のため,自由診療となります。
●採血は腕もしくはその他の部位の静脈に針を刺すことによって行われますが、採血の際、疼痛の他、恐怖感による不快症状、血腫形成、あざ、神経損傷しびれ、感染が極めてまれに起きることがあります。
●血液がサラサラになる薬を服用しているとCGFができにくいので、通常より多めに採血する必要があります。

また、導入にあたり届け出や報告書の作成などいくつかの条件が必要となるため、インプラント同様順次導入を検討していく予定です。

今後も以前の医院ではなかった機器や技術なども患者さんへ提供できるよう精進してまいります。