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歯科で注目の「リジュラン」とは?美肌治療から口元のエイジングケアへ
歯科で注目の「リジュラン」とは?美肌治療から口元のエイジングケアへ
はじめに
美容皮膚科で人気の「リジュラン注射」が、いま歯科医療の現場でも注目を集めています。唇の乾燥やシワ、ボリューム低下といった口元の悩みに対し、歯科医師ならではの解剖学的知識を活かした安全で効果的な治療として広がりつつあります。本記事では、歯科におけるリジュランの特徴、施術内容、メリットについて詳しく解説します。
リジュランとは?その成分と仕組み
サーモン由来の再生医療成分
リジュランは、サーモンから抽出されるポリヌクレオチド(PN) を主成分とする注入剤です。ポリヌクレオチドは、以下のような作用により、皮膚の自己再生力を活性化させます。
- DNA修復促進:細胞レベルでのダメージ修復
- 細胞の再生促進:コラーゲンやエラスチンの産生を促進
- 血流改善:組織への栄養供給を向上
- 抗炎症作用:炎症を抑えて健康な肌環境を維持
人体との高い親和性
サーモン由来のポリヌクレオチドは、人の体によくなじむため、有害反応やアレルギー反応を起こしにくいのが特徴です。また、施注後約1週間で完全に吸収され、献血制限などもない安全性の高い治療法として評価されています。
リジュランの種類と特徴
歯科では主に以下のタイプが使用されています。
リジュランi(アイ)
- PN濃度:2%
- 特徴:目元など皮膚が薄い部分に適している
- 効果:細かく注入することでハリを改善し、しわを目立たなくする
リジュランHB(エイチビー)
- 成分:PN 1% + ヒアルロン酸 + リドカイン(麻酔成分)
- 特徴:「痛くないリジュラン」として人気
- 効果:皮膚の再生と保湿を同時に実現。特に唇への注入に最適
- メリット:麻酔成分配合により施術中の痛みや不快感が軽減
リジュラン(スタンダード)
- PN濃度:2%
- 適応部位:顔全体、額、首など広範囲
- 効果:皮膚の弾力性改善、肌のキメを整える
リジュランS(エス)
- PN濃度:2%
- 特徴:シリーズ中で最も粘性が強い
- 適応:首のシワ、クレーター状のニキビ跡など、窪んだ部分の改善

※当院ではリジュランiとHBの施術を行っております。
歯科でリジュランを受けるメリット
1. 口腔周囲の解剖学的専門知識
歯科医師は、口元の構造を熟知しています。血管や神経の走行、筋肉の動きなど、精密な解剖学的知識に基づいた安全な注入が可能です。
2. 自然な仕上がり
ヒアルロン酸のようなボリュームアップではなく、肌本来の再生力を活性化させるため、自然で健康的な印象を実現できます。
3. 痛みへの配慮
歯科医療では日常的に麻酔を扱っているため、痛みを最小限に抑える技術に長けています。さらにリジュランHBには麻酔成分が配合されているため、施術中の不快感が少ないのも特徴です。
4. トータルケアの実現
歯科では歯の治療や審美治療と並行して、口元全体の美しさをトータルでコーディネートできます。
歯科におけるリジュランの主な適応
リップケア(唇への施術)
リジュランHBが特に適しています。
こんなお悩みに
- 唇の乾燥や縦ジワ
- 唇のボリューム低下(しぼんできた感じ)
- 血色感がない、くすんだ印象
- ヒアルロン酸注入は不自然になりそうで不安
効果
- 内側からふっくらとうるおった唇に
- 自然な血色感の回復
- リップメイクが映える唇へ
- ハリと弾力の向上
口周りのシワ・たるみ改善
- ほうれい線の軽減
- マリオネットライン(口角から顎に伸びるシワ)の改善
- 口角下垂の改善
顔全体のエイジングケア
水光注射との組み合わせで、顔全体の肌質改善も可能です。
施術の流れ
麻酔の塗布(約10分)
表面麻酔を塗布し、痛みに配慮します。リジュランHBの場合は薬剤自体に麻酔成分が含まれています。
注入(約10〜20分)
歯科医師が解剖学的に安全な部位へ丁寧に注入を行います。
アフターケア(約10分)
施術後はアフターケアを行い、赤みや腫れを最小限に抑えます。
ダウンタイムと注意事項
ダウンタイム
- 軽度の腫れや赤み:数日程度
- 内出血:まれに発生し、1〜2週間程度で改善
- 膨疹(針の跡が凸凹):個人差はあるが3日程度で落ち着く
施術後の注意点
- 施術直後の激しい運動や過度の飲酒は控える
- 当日の洗顔・シャワーは可能だが、強くこすらない
- 翌日以降はしっかり保湿を行う
- メイクは翌日から可能(施術部位の状態による)
- 施術部位がポコポコ凹凸となるため、必要に応じてマスクやサングラスなど隠せるものをご準備ください。

推奨される施術回数と頻度
初期集中期
1カ月おきに3〜4回の施術を推奨します。1回でも効果は感じられますが、回数を重ねることで組織の再生が進み、より安定した効果が得られます。
メンテナンス期
その後は3〜6カ月ごとのメンテナンスで美しい状態を維持できます。
リジュランとヒアルロン酸の違い
| 項目 | リジュラン | ヒアルロン酸 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 組織の再生 | ボリューム形成 |
| 作用機序 | 細胞の自己修復力を活性化 | 即座にボリュームアップ |
| 仕上がり | 自然で内側からの若返り | 形態の変化が明確 |
| 持続期間 | 数カ月〜半年(体質による) | 数カ月〜1年程度 |
| 適応 | 肌質改善、小じわ、若返り | シワの充填、輪郭形成 |
両者は目的が異なるため、組み合わせて使用することも可能です。
施術を受けられない方
以下に該当する方は施術をお控えください。
- 妊娠中・授乳中の方
- 魚由来成分でアレルギー歴のある方
- リドカインアレルギーの方
- 重度の皮膚疾患がある方
- 自己免疫疾患の治療中の方
- がん治療中、または治療後3カ月以内の方
- ヘルペスの活動期
料金の目安
料金はクリニックや使用する製剤、部位によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
- リジュランHB(唇):33,000円〜44,000円(税込)/1回
- リジュラン(顔全体):66,000円〜72,000円(税込)/1回
- リジュランi(目元):44,000円(税込)/1回
※初回割引やコースプランを設定しているクリニックもあります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 施術は痛いですか?
A. 表面麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。特にリジュランHBは麻酔成分が配合されているため、より快適に受けられます。しかし、痛みには個人差があります。
Q2. 効果はいつから実感できますか?
A. 1回の施術でも潤い効果は感じられますが、ハリや質感の変化は2〜3回目から実感される方が多いです。
Q3. 他の美容施術と併用できますか?
A. はい、ヒアルロン酸やボツリヌス治療、水光注射などと組み合わせることで、より総合的な効果が期待できます。
Q4. ダウンタイムはどのくらいですか?
A. 軽度の腫れや内出血が数日程度出ることがありますが、大きなイベントの直前でなければ通常の生活に支障はありません。
Q5. 効果はどのくらい持続しますか?
A. 個人差はありますが、3〜6カ月程度です。定期的な施術で効果を維持できます。
まとめ:歯科で受けるリジュランの魅力
リジュランは、肌本来の再生力を高めることで、自然で健康的な口元を実現する治療法です。歯科医師による施術には以下のメリットがあります。
✓ 口腔周囲の解剖学的知識を活かした安全な施術
✓ 自然な仕上がりで不自然さがない
✓ 痛みへの配慮が徹底されている
✓ 歯科治療と並行したトータルケアが可能
唇の乾燥やシワ、ボリューム低下など、口元のエイジングサインが気になる方は、ぜひ一度歯科医院でのカウンセリングを検討してみてください。
