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ボツリヌス治療アドバンスコースに参加してきました。
みなさん、こんにちは。
小林歯科医院 院長 小林です。
昨年12月に行われてボツリヌス治療のアドバンスコースが先日開催されたため、参加してまいりました。
アドバンスコースでは主に頭のこめかみにある側頭筋や下あごにあるオトガイ筋、鼻の付け根や横に走行する上唇挙筋や上唇鼻翼挙筋といった筋肉に作用させる手技を学んできました。
今回も前回のベーシックセミナー同様、とてもわかりやすく解説していただきました。
顔にはたくさんの筋、血管、神経が密集しており、狙った場所に薬液を効かせるにはしっかり解剖学が身についていなければなりません。学生の時に散々覚えたはずだったのですが、抜けてしまっているところも多く、今回のセミナーではしっかり筋肉の付き方や走行から復習できました。
実際に相互実習することにより、施術する立場の気持ちや患者さんの立場での気持ち・痛みを体験し、また副反応なども起これば、それも踏まえてしっかり説明することができます。
咬筋同様、痛みはさほど無いですが、個人差がありますので、刺入時や薬液注入時に若干の痛みがあるかとは思います。
落書きのように見えますが、しっかり筋肉の走行を鑑みながら、刺入点を慎重に決めている時の写真です。
側頭筋については歯ぎしり・食いしばり、咬合圧過多による咬耗や頭痛、疲労感の改善。副次効果として小顔効果などが挙げられます。
上唇鼻翼挙筋や上唇挙筋については、口唇閉鎖不全やそれによる口腔乾燥症、歯肉炎の改善。副次効果としてガミースマイルの改善などが挙げられます。
オトガイ筋については、口唇閉鎖不全、閉口障害、口腔乾燥、流涎などの改善。副次効果として梅干しジワの改善などが挙げられます。
咬筋同様、こちらも保険適応外となります。
上記の様な症状でお困りの方は是非一度ご相談頂ければと思います。