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第9回勉強会について

皆さん、こんにちは。小林歯科医院 受付の中込です。

今回は、全身疾患について各々課題を院長より与えられ、それについて学習・発表を行いました。内容は以下の通りです。

①AEDの使用方法 ②甲状腺疾患 ③緑内障 ④薬剤関連顎骨壊死(骨粗鬆症薬による顎骨壊死) ⑤高血圧 ⑥抗生物質 ⑦血液検査項目と数値の意味 ⑧糖尿病 ⑨インプラントについて。どれもよく目にする全身疾患であり、インプラントを行うにあたっての注意事項などを学びました。

AEDは人が多く集まる場所を中心に設置されております。また多くの医療機関でも設置がされており、もちろん当院でも設置しております。

万が一に備え、AEDを使った救急救命の手順について再確認を行い、AEDの動作確認などの点検を行いました。

歯科治療時に注意しなければならない全身疾患が多くあります。

今回勉強会で取り上げた、甲状腺疾患、閉塞隅角緑内障、薬剤関連顎骨壊死、高血圧、糖尿病は特に注意が必要な全身疾患となります。

治療前に必ず問診を行い、持病や服用薬について詳しくお伺いします。

病状によっては、かかりつけの医師に「対診書」を書かせて頂き、歯科治療を行うことができるかどうか、投薬などの注意点などを伺ってから処置を開始していきます。

患者さんの大切な身体を守るため、より安全に・良い歯科治療を提供するために、患者さんの全身疾患の状態を把握する事が必要になります。主治医よりお返事が来るまでお時間がかかることもございます。急を要する処置の場合は大きい病院などへご紹介する場合もございます。ご理解の程、よろしくお願い致します。

インプラント治療については第7回勉強会でも学びましたが、改めて基礎知識から確認し、全身疾患と外科処置とを絡めて学びました。

また、当院ではインプラント治療にあたり、事前に内科にて血液検査を行って頂いています。

インプラント治療は歯茎を切って、あごの骨にインプラントを埋め込む外科手術となります。

血液検査を行うことで、手術時に血が止まりにくいことはないか、傷口の治りが遅くはないか、外科手術を受けることができる体調であるか、お薬が体へ負担とならないかなど治療をする上での問題点を探ることができます。また、詳細な全身状態を把握することにより、インプラント手術中や手術後に起こるトラブルを予測することができるので、リスクに備えることができます。

今回は検査項目ひとつひとつの役割を学び、そのひとつひとつがとても重要な項目であると知りました。

今回の勉強会は盛りだくさんの内容でしたが、私たちの知識がより良い治療に繋がるよう、今後もスタッフ一同精進して参ります。