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第7回勉強会について

こんにちは。小林歯科医院 歯科衛生士の手塚です。

先日第7回院内勉強会を行いました。

今回はインプラント埋入および自費診療に伴う同意書の確認を行いました。

当院ではデンツプライシロナ株式会社のアストラテックインプラントを導入しております。

今回はデンツプライシロナの滝澤さんにお越しいただき、説明と実習を行いました。

当然本番のインプラント埋入を行うのは院長が行いますが、今回は経験としてドリリングからインプラントの埋入までを体験させていただきました。

座学では、インプラントの歴史や構成・構造、特徴などを教えていただきました。

インプラントは主に3つの部品でできています。

1.歯を失った顎の骨に埋め込む人工歯根(フィクスチャー)

2.その上に取り付けられる土台(アバットメント)

3.歯の部分に相当する人工歯(上部構造)

この3つを組み合わせ、図のように歯を失った場所を補うのがインプラントです。

「アストラテックインプラント」の特徴として、臨床研究に基づいた豊富な科学的文献により、術後長期に渡り良好な結果を得られる事が確認されております。それゆえ、世界各地で広く使用され、研究開発における文状の多い信頼のできるインプラントと言われております。

また、商品名でもある「オッセオスピード」いうインプラントの表面性状はインプラントに細かいチタン粒子を吹き付け、さらにフッ化処理を行い表面にナノ構造を作り出しています。この構造体によって骨を作る細胞が集まりやすく、骨との早期かつ強固な結合を可能にしているそうです。

数あるインプラントの中で当院では、上記の理由によりこの「アストラテック」というインプラントをメインで導入しております。

(すべての症例がアストラテックではなく、症例によりメーカーなどを変えて対応することがございます。)

この度、私がインプラント埋入の体験させていただきましたが、口腔内で実際に院長がやると想像したらとても大変なことをしているんだと、身をもって感じることができました。

インプラントは入れるだけではなく、その後もしっかり使えて意味をなすものです。今回、座学や、実習、同意書の確認などを行いましたが、情報量が多く、これらを患者さんへ説明するだけでもとても時間がかかってしまうと思いました。

しかし、お伝えする内容はどれもとても大切なことになります。わかりやすくご説明できるよう、私の中で整理していく必要があると再確認できました。

これからも様々な治療法を導入したり、知識の向上をしたりと、患者さんの口腔内に合った治療をご提案・ご提供出来るようスタッフ一同日々精進して参ります。